2011年8月10日水曜日

げん人〜じゃんけん怪獣

弊社をよく知っている人は懐かしいと思われる方も居るかもしれません。
ソフト焼き玩具 恐竜シリーズを始めて2弾くらいにつくった げん人セット(当時2,500円)(プラケリアス・ティタニス・ゴリラなどと同時期発売)
5〜6センチのサイズで人形を作りたいと思っていた私ですが、なにせ何も知らずにソフビという素材をやり始めつくったもので・・・
年末、型を持ち抜き屋さんを何軒か周りました。ある抜き屋さんには「やりたくない」と言われ、
そして「これ難しいね・・・でもやりますよ」とやっと抜いて頂ける抜き屋さん(現在は廃業)
でも何日か後に抜いた品を前に「これいつもより時間が掛かるやり方でしか抜けなかったよ。もうやりたくないね」と言われた品です。(でもそのあと無理言って1度だけお願いして抜いてもらいました)



























[当時の遊び方の例]
このげん人セットも全部売り切れるまで1年と少し掛かりました。


そんなこんなで・・・ 小さいサイズをつくることすこし考えるのを止めていました。
でも年に何度かは(ある昔の玩具を前に)「このくらいのつくりたいね」という会話をいろんな方にしていました。

そして・・・ 2009年5月
某版権元さまのある映画企画のお話に招待され・・・
その会場から帰る電車の中で「怪獣100体あのサイズでつくれないかね?」と連れと話し帰って準備に掛かり・・・

数週間後(6月)版権元さまとお会いした際、怪獣を十数体持参し意見を頂きました。















ところが・・・その年の年末、大好きだった当時の抜き屋さんが体調を崩され・・・



















(上写真:その抜き屋さんに最後に抜いて頂いた製品です)
それから他の抜き屋さんを探すのですが・・・
弊社の使用している材料が環境ゾル(非フタル酸)ということで・・・
伺う抜き屋さんはフタル酸を主にやっている所が多く
フタル酸[価格安く][抜きやすい]
非フタル酸(環境)[価格も高く][抜きにくい]
フタル酸でやって頂ける抜き屋さんでも・・・いろいろな課題も出てきました。
非フタル酸でも・・・いろいろ変えてみたり、抜き屋さんと交渉してみたりして・・・
最近やっと抜き屋さんに合った材料に近づいてき。。。
その抜き屋さんで小物も抜いて頂ける話しになったのが今年の春。
いつもの生産してから価格を決めるのではなく、価格をある程度決めてから制作へと進め、怪獣は弊社で1つも製品化をしていない『帰ってきたウルトラマン』の怪獣にしました。

















ちなみに、じゃんけんバトルの怪獣は弊社13センチ怪獣シリーズと
差を出すため塗装はしていません。