今朝は朝ご飯と飲み物を摂るなということで遅起き、そして2回目の検便。
問診票と諸々持って近所の保健センターへ。そして到着。
どんな風に検診をするか私は知らない。
検診をやってくれるのが市ということで来ている人たちは私より歳は遥か上みたい。
問診&会計を済ませて検診車の外で椅子に座り待つ。
検診車のドアが開き人が出て来て、そして待っている人が入って行くそんな仕組み。
前の人は経済の本をペンで追って読んでいる。後のおじちゃんは後ろを見て落ち着きない・・・後から気づく誘ったおじちゃんが問診が長かったので心配していたみたい。周りのおじちゃん達の話がいっぱい入ってくる・・「こういう検診を安価でやってくれて有りがたいですね〜」「そうですね〜」と周りの人はみんな言う。言う方も言わせる方もどちらもすてきです。
なんだかんだで自分の番が回ってくる。
検診車に乗り「開いているカゴに持ち物を入れて下さい」「ジーパンですか?そこにあるズボン履いて下さい」係の人が言う。
「シャツ!?このボタンは写っちゃうな〜 シャツ(チェッ)」と言って係の人がちょっとした手直し。色々言われている私を前の人がギロッと見る。照れ笑いする私(なれてないからね)
前の人の検査の番「えっ??早っ!」
「これは発泡剤です。飲んで下さい。これはバリウムですゆっくり飲んで下さい」係の人に言われる。
前の人はドアの向こうで何かグルグル自分で回っている!?機械が動いているのに自分で何回も回っている!
「なんで?なんで?オレ初心者なんだけど・・」不安が走る。
「これも飲んで下さい。これは以前は水だったんですけど、ゲップが出ないようにバリウムになりました」紙コップいっぱいのバリウムを口に流し込みながら前の人のやっていることを覚えなきゃ!と必死。私がバリウムを飲み終わる前に前の人が終わり出てくる。その姿は自信に満ちあふれ光っていた。「やっべ!バリウム飲まなきゃ!」
「そこに乗って下さ〜い」
台に乗る。(機械は動く)
ガタゴト「右に2回、回って下さ〜い。そして左。 仰向けになって〜 ちょっと右。息を止めて」ガタゴト!「左向いて。息を止めて」ガタゴト!「右手上げて下さ〜い。 それは左!」ガタゴト!「左に2回、回って下さ〜い」ガタゴト!ガタゴト!ガタゴト!「息を吐いて〜 止めて!」ガタゴト!ガタゴト!
言われるがまま「オレはバレリーラか?(バレーリーナ)」と小言。
ガタゴト!ガタゴト!「バク転をして下さ〜い。バク宙もして下さ〜い」って言われたら今なら出来る!絶対出来る!なんて勘違い。あっ!そうだ!前の人が自信に満ちあふれて出て来たのはこのせいだ!何て下らないことを思っているうちに終了。
車の外に居た係の女の人に「これで終わりですか?」と聞くとニッコと「終わりです。お疲れさまでした」
「疲れてないし・・もう終わりか。いや!楽しかったよ〜」と小さくつぶやき家路へ。
家に帰って出された薬を飲む。「腹が落ちつかな〜い」「だって下剤だもの」午前中は検診を楽しめた。